提案の幅は、無限大。
さまざまな部門を巻き込み、
お客様の課題を解決する。

製紙・機能ファブリックカンパニー
国内営業部 東京営業所
2021年入社 経済学部卒

大学時代、接客業のアルバイトをやっていたことから「人と関わる仕事がしたい」と営業職を志望。業界を絞らず就職活動をする中、学内説明会で出会ったのが日本フイルコンだった。数ある企業の中から当社を選んだのは、会社や社員の雰囲気が自分に合っていると感じたから。製紙用網という製品も当時は知らなかったが、「どんなことも1から覚えていかないといけないことに変わりはない。それなら、環境が整っていてのびのびと働ける場所で」と思い、入社を決意した。

技術担当と力を合わせ、
最適解を見つけ出す。

入社以来、製紙用網の国内営業を担当しています。製紙用網とは、紙を抄くために欠かせないもの。紙をつくる工程の最初に使われるため、紙の品質を左右する重要な製品でもあります。全国にお客様がいる当社で、関東圏内の製紙会社に製品を提案・販売するのが私の仕事です。
営業の仕事は、お客様へのヒアリングから始まります。製紙用網は、糸の素材や太さ、網の目の細かさなどで性能が変わるため、当社では200種類以上の製品の中からお客様に合うものを選定し、時には要望に合わせてカスタマイズして提供することもあります。だからこそ、いかに営業がお客様との信頼関係を築き、課題やニーズを引き出し、最適な提案ができるかが重要です。また、提案時には専門的な知見が必要になるため、技術担当と一緒に行動することが多いのも特徴の一つ。経験の浅い新人のうちはベテランの技術担当の方がついてくれるため、お客様への説明内容を聞きながら、知識を深めていくことができました。

お客様と開発部門とともに、紙の品質向上に挑む。イメージ写真

お客様と開発部門とともに、
紙の品質向上に挑む。

お客様に合わせた製紙用網を提案するために、開発部門を巻き込んで、新製品を開発することもあります。今まさに取り組んでいるのは、「紙の品質を上げたい」というお客様のニーズに応える提案活動です。ティッシュを製造されているお客様なのですが、その“手触り”をもっと良くしていくために、お客様と当社で長年にわたってさまざまな試行錯誤をしてきました。
そのなかで新たに提案したのが、コピー用紙用の製品の応用です。そもそもティッシュはさまざまな紙の中でもとくに薄いため、網目が非常に細かいティッシュ用の製紙用網を使うのが一般的なのですが、そこに質感が重視されるコピー用紙用の製紙用網を活用することで、今までにない結果につながるのではと考えたのです。すぐに開発部門に共有して既存製品を0.01〜0.02mm単位で調整し、お客様に提案。現在試験的に運用している最中ですが、お客様が求める品質にぐっと近づけることができました。今後もこの挑戦は続いていきますが、お客様と開発部門と一緒に製品をつくりあげていく面白さを実感しています。

お客様と開発部門とともに、紙の品質向上に挑む。イメージ写真

個人戦ではなく、チーム戦。
社員全員でお客様に向き合う社風。

入社して4年。右も左もわからず入社した私も、経験を重ねるうちに知識が身につき、今ではほとんどのことを一人で対応できるようになりました。これだけ成長できたのも、年次に関係なく若手にどんどん仕事を任せる当社だからこそだと思います。
また、当社で働いていて感じるのは、社員全員で一丸となってお客様に向き合っているということ。学生時代は、営業というと個人戦のようなイメージがあったのですが、当社はそうではありません。お客様先に上司や社長と訪問することもありますし、何かあれば上司や周囲の人がいつでもフォローしてくれます。また、技術担当や開発部門とは日常的に関わりがあり、気軽に相談できるのも大きな魅力です。
今後は、営業としてのスキルをさらに磨きつつ、お客様が抱える課題をもっと解決できるようになっていきたいです。

個人戦ではなく、チーム戦。社員全員でお客様に向き合う社風。イメージ写真

Oneday Schedule

8:25

自宅からお客様先へ直行。移動中にメールをチェック。

9:30

お客様先の製造部門の方と打ち合わせ。製品の仕様を確認し、要望をヒアリング。

10:30

お客様先の製造現場にて納品済みの製品の点検。不具合がないかを確認する。

13:00

お客様先の管理部門の方と打ち合わせ。納期や費用についてご提案。

14:00

会社へ戻る移動中に、駅前などでランチ。

16:00

帰社後、お客様からもらった相談や課題を整理し、技術担当に共有。

17:05

退社。